廃プラスチックとは
戻る生活に欠かせないプラスチック。
問われる資源としての再活用。
熱や圧力を加えることによって成型加工ができる高分子物質の総称で、今や私たちの生活に欠かすことのできない素材です。原料は原油など有限の資源で、日本では原油はそのほとんどを海外から輸入しています。使い終わったプラスチックを資源として再活用することは、大きな命題となっています。プラスチック製品・容器には、再資源化や再商品化を促進するために、種類の判別を容易にするためのリサイクル識別表示マークが表示されているものもあります。
廃プラスチックとは、使用後廃棄されたプラスチック製品とその製造過程で出たプラスチックのかす、廃タイヤを含むプラスチックを主成分とする廃棄物のことです。廃プラスチックは一般系廃プラスチックと産業系廃プラスチックに分けられます。
廃プラスチックの種類
一般系廃プラスチック |
産業系廃プラスチック |
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家庭や店舗、事務所などから出るもの。 容器包装プラスチックが約6割を占めています。大別すると資源(容器包装)、可燃ごみ、不燃ごみのいずれかとして処理されます。 |
プラスチック製品の製造・加工、流通過程から出るスクラップや包装資材など。 単純焼却されるものや埋め立てられるものもありますが、有効利用(リサイクル)される割合が年々高くなっています。 |
サンポリでは、主に産業系廃プラスチック(包装フィルム類等のポリエチレン製品)をリサイクル原料として利用しています。